From: AkiraFukushima Date: Sat, 31 Aug 2019 07:23:15 +0000 (+0900) Subject: Update Japanese document to follow English document X-Git-Url: https://git.squeep.com/?a=commitdiff_plain;h=7808eee9aa4a02c289173a45e0b02def3bf51773;p=akkoma Update Japanese document to follow English document --- diff --git a/docs/installation/debian_based_jp.md b/docs/installation/debian_based_jp.md index caf72363b..5ca6b3634 100644 --- a/docs/installation/debian_based_jp.md +++ b/docs/installation/debian_based_jp.md @@ -5,180 +5,179 @@ ## インストール -このガイドはDebian Stretchを仮定しています。Ubuntu 16.04でも可能です。 +このガイドはDebian Stretchを利用することを想定しています。Ubuntu 16.04や18.04でもおそらく動作します。また、ユーザはrootもしくはsudoにより管理者権限を持っていることを前提とします。もし、以下の操作をrootユーザで行う場合は、 `sudo` を無視してください。ただし、`sudo -Hu pleroma` のようにユーザを指定している場合には `su -s $SHELL -c 'command'` を代わりに使ってください。 ### 必要なソフトウェア -- PostgreSQL 9.6+ (postgresql-contrib-9.6 または他のバージョンの PSQL をインストールしてください) -- Elixir 1.5 以上 ([Debianのリポジトリからインストールしないこと!!! ここからインストールすること!](https://elixir-lang.org/install.html#unix-and-unix-like))。または [asdf](https://github.com/asdf-vm/asdf) を pleroma ユーザーでインストール。 -- erlang-dev +- PostgreSQL 9.6以上 (Ubuntu16.04では9.5しか提供されていないので,[](https://www.postgresql.org/download/linux/ubuntu/)こちらから新しいバージョンを入手してください) +- postgresql-contrib 9.6以上 (同上) +- Elixir 1.5 以上 ([Debianのリポジトリからインストールしないこと!!! ここからインストールすること!](https://elixir-lang.org/install.html#unix-and-unix-like)。または [asdf](https://github.com/asdf-vm/asdf) をpleromaユーザーでインストールしてください) + - erlang-dev - erlang-tools - erlang-parsetools +- erlang-eldap (LDAP認証を有効化するときのみ必要) - erlang-ssh -- erlang-xmerl (Jessieではバックポートからインストールすること!) +- erlang-xmerl - git - build-essential -- openssh -- openssl -- nginx prefered (Apacheも動くかもしれませんが、誰もテストしていません!) -- certbot (または何らかのACME Let's encryptクライアント) + +#### このガイドで利用している追加パッケージ + +- nginx (おすすめです。他のリバースプロキシを使う場合は、参考となる設定をこのリポジトリから探してください) +- certbot (または何らかのLet's Encrypt向けACMEクライアント) ### システムを準備する * まずシステムをアップデートしてください。 ``` -apt update && apt dist-upgrade +sudo apt update +sudo apt full-upgrade ``` -* 複数のツールとpostgresqlをインストールします。あとで必要になるので。 +* 上記に挙げたパッケージをインストールしておきます。 ``` -apt install git build-essential openssl ssh sudo postgresql-9.6 postgresql-contrib-9.6 +sudo apt install git build-essential postgresql postgresql-contrib ``` -(postgresqlのバージョンは、あなたのディストロにあわせて変えてください。または、バージョン番号がいらないかもしれません。) + ### ElixirとErlangをインストールします * Erlangのリポジトリをダウンロードおよびインストールします。 ``` -wget -P /tmp/ https://packages.erlang-solutions.com/erlang-solutions_1.0_all.deb && sudo dpkg -i /tmp/erlang-solutions_1.0_all.deb +wget -P /tmp/ https://packages.erlang-solutions.com/erlang-solutions_1.0_all.deb +sudo dpkg -i /tmp/erlang-solutions_1.0_all.deb ``` * ElixirとErlangをインストールします、 ``` -apt update && apt install elixir erlang-dev erlang-parsetools erlang-xmerl erlang-tools erlang-ssh +sudo apt update +sudo apt install elixir erlang-dev erlang-parsetools erlang-xmerl erlang-tools erlang-ssh ``` ### Pleroma BE (バックエンド) をインストールします -* 新しいユーザーを作ります。 -``` -adduser pleroma -``` -(Give it any password you want, make it STRONG) +* Pleroma用に新しいユーザーを作ります。 -* 新しいユーザーをsudoグループに入れます。 ``` -usermod -aG sudo pleroma +sudo useradd -r -s /bin/false -m -d /var/lib/pleroma -U pleroma ``` -* 新しいユーザーに変身し、ホームディレクトリに移動します。 -``` -su pleroma -cd ~ -``` +**注意**: Pleromaユーザとして単発のコマンドを実行したい場合はは、`sudo -Hu pleroma command` を使ってください。シェルを使いたい場合は `sudo -Hu pleroma $SHELL`です。もし `sudo` を使わない場合は、rootユーザで `su -l pleroma -s $SHELL -c 'command'` とすることでコマンドを、`su -l pleroma -s $SHELL` とすることでシェルを開始できます。 * Gitリポジトリをクローンします。 ``` -git clone -b master https://git.pleroma.social/pleroma/pleroma +sudo mkdir -p /opt/pleroma +sudo chown -R pleroma:pleroma /opt/pleroma +sudo -Hu pleroma git clone -b master https://git.pleroma.social/pleroma/pleroma /opt/pleroma ``` * 新しいディレクトリに移動します。 ``` -cd pleroma/ +cd /opt/pleroma ``` * Pleromaが依存するパッケージをインストールします。Hexをインストールしてもよいか聞かれたら、yesを入力してください。 ``` -mix deps.get +sudo -Hu pleroma mix deps.get ``` * コンフィギュレーションを生成します。 ``` -mix pleroma.instance gen +sudo -Hu pleroma mix pleroma.instance gen ``` * rebar3をインストールしてもよいか聞かれたら、yesを入力してください。 - * この処理には時間がかかります。私もよく分かりませんが、何らかのコンパイルが行われているようです。 - * あなたのインスタンスについて、いくつかの質問があります。その回答は `config/generated_config.exs` というコンフィギュレーションファイルに保存されます。 + * このときにpleromaの一部がコンパイルされるため、この処理には時間がかかります。 + * あなたのインスタンスについて、いくつかの質問されます。この質問により `config/generated_config.exs` という設定ファイルが生成されます。 -**注意**: メディアプロクシを有効にすると回答して、なおかつ、キャッシュのURLは空欄のままにしている場合は、`generated_config.exs` を編集して、`base_url` で始まる行をコメントアウトまたは削除してください。そして、上にある行の `true` の後にあるコンマを消してください。 * コンフィギュレーションを確認して、もし問題なければ、ファイル名を変更してください。 ``` mv config/{generated_config.exs,prod.secret.exs} ``` -* これまでのコマンドで、すでに `config/setup_db.psql` というファイルが作られています。このファイルをもとに、データベースを作成します。 +* 先程のコマンドで、すでに `config/setup_db.psql` というファイルが作られています。このファイルをもとに、データベースを作成します。 ``` -sudo su postgres -c 'psql -f config/setup_db.psql' +sudo -Hu pleroma mix pleroma.instance gen ``` -* そして、データベースのミグレーションを実行します。 +* そして、データベースのマイグレーションを実行します。 ``` -MIX_ENV=prod mix ecto.migrate +sudo -Hu pleroma MIX_ENV=prod mix ecto.migrate ``` -* Pleromaを起動できるようになりました。 +* これでPleromaを起動できるようになりました。 ``` -MIX_ENV=prod mix phx.server +sudo -Hu pleroma MIX_ENV=prod mix phx.server ``` -### インストールを終わらせる +### インストールの最終段階 -あなたの新しいインスタンスを世界に向けて公開するには、nginxまたは何らかのウェブサーバー (プロクシ) を使用する必要があります。また、Pleroma のためにシステムサービスファイルを作成する必要があります。 +あなたの新しいインスタンスを世界に向けて公開するには、nginx等のWebサーバやプロキシサーバをPleromaの前段に使用する必要があります。また、Pleroma のためにシステムサービスファイルを作成する必要があります。 #### Nginx * まだインストールしていないなら、nginxをインストールします。 ``` -apt install nginx +sudo apt install nginx ``` * SSLをセットアップします。他の方法でもよいですが、ここではcertbotを説明します。 certbotを使うならば、まずそれをインストールします。 ``` -apt install certbot +sudo apt install certbot ``` そしてセットアップします。 ``` -mkdir -p /var/lib/letsencrypt/.well-known -% certbot certonly --email your@emailaddress --webroot -w /var/lib/letsencrypt/ -d yourdomain +sudo mkdir -p /var/lib/letsencrypt/ +sudo certbot certonly --email -d --standalone ``` -もしうまくいかないときは、先にnginxを設定してください。ssl "on" を "off" に変えてから再試行してください。 +もしうまくいかないときは、nginxが正しく動いていない可能性があります。先にnginxを設定してください。ssl "on" を "off" に変えてから再試行してください。 --- -* nginxコンフィギュレーションの例をnginxフォルダーにコピーします。 +* nginxの設定ファイルサンプルをnginxフォルダーにコピーします。 ``` -cp /home/pleroma/pleroma/installation/pleroma.nginx /etc/nginx/sites-enabled/pleroma.nginx +sudo cp /opt/pleroma/installation/pleroma.nginx /etc/nginx/sites-available/pleroma.nginx +sudo ln -s /etc/nginx/sites-available/pleroma.nginx /etc/nginx/sites-enabled/pleroma.nginx ``` -* nginxを起動する前に、コンフィギュレーションを編集してください。例えば、サーバー名、証明書のパスなどを変更する必要があります。 +* nginxを起動する前に、設定ファイルを編集してください。例えば、サーバー名、証明書のパスなどを変更する必要があります。 * nginxを再起動します。 ``` -systemctl reload nginx.service +sudo systemctl enable --now nginx.service ``` -#### Systemd サービス +もし証明書を更新する必要が出てきた場合には、nginxの関連するlocationブロックのコメントアウトを外し、以下のコマンドを動かします。 -* サービスファイルの例をコピーします。 ``` -cp /home/pleroma/pleroma/installation/pleroma.service /usr/lib/systemd/system/pleroma.service +sudo certbot certonly --email -d --webroot -w /var/lib/letsencrypt/ ``` -* サービスファイルを変更します。すべてのパスが正しいことを確認してください。また、`[Service]` セクションに以下の行があることを確認してください。 -``` -Environment="MIX_ENV=prod" -``` +#### 他のWebサーバやプロキシ +これに関してはサンプルが `/opt/pleroma/installation/` にあるので、探してみてください。 + +#### Systemd サービス -* `pleroma.service` を enable および start してください。 +* サービスファイルのサンプルをコピーします。 ``` -systemctl enable --now pleroma.service +sudo cp /opt/pleroma/installation/pleroma.service /etc/systemd/system/pleroma.service ``` -#### モデレーターを作る - -新たにユーザーを作ったら、モデレーター権限を与えたいかもしれません。以下のタスクで可能です。 +* サービスファイルを変更します。すべてのパスが正しいことを確認してください +* サービスを有効化し `pleroma.service` を開始してください ``` -mix set_moderator username [true|false] +sudo systemctl enable --now pleroma.service ``` -モデレーターはすべてのポストを消すことができます。将来的には他のことも可能になるかもしれません。 +#### 初期ユーザの作成 -#### メディアプロクシを有効にする +新たにインスタンスを作成したら、以下のコマンドにより管理者権限を持った初期ユーザを作成できます。 -`generate_config` でメディアプロクシを有効にしているなら、すでにメディアプロクシが動作しています。あとから設定を変更したいなら、[How to activate mediaproxy](How-to-activate-mediaproxy) を見てください。 +``` +sudo -Hu pleroma MIX_ENV=prod mix pleroma.user new --admin +``` -#### コンフィギュレーションとカスタマイズ +#### その他の設定とカスタマイズ * [Backup your instance](backup.html) * [Configuration tips](general-tips-for-customizing-pleroma-fe.html)